地震スコアとは

都道府県別地震スコアの計算方法・見方をわかりやすく解説

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地震スコアの概要

地震スコアは、ある都道府県でどのくらい「最近・大きな地震」が発生しているかを数値で表したものです。 単純な発生回数ではなく、震度の大きさ発生してからの経過時間を組み合わせて算出します。

直近の強い地震ほど高く評価され、時間が経つほど影響が薄れていくため、 「今現在、どの地域で地震活動が活発か」をひと目で把握できます。

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基本スコアの計算式

スコアは次の式で計算されます。「その都道府県で発生したすべての地震」について、 震度の重みと時間減衰係数を掛け合わせた値を合計します。

$$G(p,\,t)=\sum_i w(I_i)\cdot e^{-\dfrac{t-t_i}{\tau}}$$
$G(p,t)$
都道府県 $p$ の現在の地震スコア
$w(I_i)$
地震 $i$ の震度に応じた重み
$t-t_i$
地震が発生してから何日経過したか
$\tau$
時定数 — 小さいほど「最近の地震」を重く評価

時間減衰とは、地震が発生してから時間が経つほど影響が指数的に小さくなる仕組みです。 昨日の地震より今日の地震の方が高く評価されます。

⚖️

震度の重み

震度が大きいほど指数的に重みが増えます。震度7の地震は震度1の地震の100倍のスコアになります。

震度 1 2 3 4 5弱 5強 6弱 6強 7
重み 1 2 4 8 16 24 40 64 100
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今週スコアと短期スコア

本サイトでは時定数の異なる2種類のスコアを使用します。

今週スコア
($G_{\text{long}}$, $\tau=7$日)
$$G_{\text{long}}=\sum_i w(I_i)\cdot e^{-\frac{t-t_i}{7}}$$ 時定数 7日で減衰します。1週間単位の地震活動レベルを表し、 都道府県別スコアランキングの基準に使用されます。
短期スコア
($G_{\text{short}}$, $\tau=1.5$日)
$$G_{\text{short}}=\sum_i w(I_i)\cdot e^{-\frac{t-t_i}{1.5}}$$ 時定数 1.5日で急減衰します。直近36時間以内の地震活動を強調して評価します。 急上昇判定に使用されます。
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急上昇倍率(R)

急上昇倍率は「最近の地震活動量が普段と比べてどのくらい増えているか」を表す指標です。

$$R=\frac{G_{\text{short}}}{G_{\text{long}}+\varepsilon}$$
$R$
急上昇倍率 — 大きいほど普段より地震が急増している
$\varepsilon$
ゼロ除算を防ぐための微小値

以下の条件を両方満たす都道府県に 急上昇 バッジを表示します。

$$R \geq R_{\text{th}} \quad\land\quad G_{\text{short}} \geq G_{\min}$$
$R_{\text{th}}$
急上昇とみなす倍率の閾値(本サイト: 2.0)
$G_{\min}$
ノイズ除去のための最低スコア(本サイト: 20.0)
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スコアの見方・活用方法

1
今週スコアランキングで全体を把握

都道府県別スコアランキングでは今週スコアの高い順に都道府県を並べています。数値が高いほど地震活動が活発な状態です。

2
急上昇バッジで異変をキャッチ

急上昇 が付いている都道府県は、普段より地震が急増しています。直近の状況変化を素早く知りたいときに便利です。

3
各都道府県の詳細ページで推移を確認

都道府県名をクリックすると、その地域の詳細ページで過去の地震一覧や発生推移グラフを確認できます。

※ スコアはあくまで地震活動の参考指標です。防災行動の判断は必ず 気象庁公式サイト の情報に基づいてください。

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